わん声犬語 (2002年1月1日

日除け帽子のミスティーさん。
バセット・パブ

    伊太利亜国
     ミラノ市


メリーゴーラウンドに乗るミスティーさん。 「ふぅ〜、遊園地で遊ぶのも疲れるぜ。

 何処か気の利いた店にでも行って一服したいもんだ。

 保護者さんよ、何処かで休もうぜ」


BUSSET HOUND PUB 入り口。 「何だ!?こりゃ〜おいらの犬種名を付けてやがるぜ。

 ”PUB”ってんだから、一服するには気がきいているか。

 のども渇いたし、ワインなんぞを飲みながら煙草でも・・・。

 保護者さんよ、此処で待ってるから、例のおいら専用の煙草を買ってきてくんな」


店先で待つミスティーさん。  「遅いなぁ〜。
何処まで煙草を買いに行ってんだ!!

 日差しが強くって、のども渇いたし、早く戻って来いってんだぃ!」


待ちくたびれたミスティーさん。  「こんな所で待ってると、お店の看板犬と間違われるじゃないか!!

 ・・・・・・にしても・・・・・・

 お そ い な ぁ〜

 ニコチン切れで身体が 震えそうだ・・・・」


        「お待たせ。

      はい、買ってきたよ。

    ミスティー専用煙草を・・・・」


            (煙草は健康に悪いので、
            良い子のバセットさんは、
            吸わないようにしましょうね)


煙草・赤箱。 煙草・青箱。


 「米国に”バセット・カフェー”が有ると、前に春吉・向日葵さんから教えていただいたと思ったら、伊太利亜に”バセット・パブ”が有るとは!
 こうなると、日本に”バセット赤ちょうちん”が有っても驚きませんし、”たこやきバセット”が有ったとしても不思議はないように思います」
           
・・・・・・浮
         お茶目な浮。


「たこやき」の本 『たこやき』
熊谷真菜 著

リブロポート発行
(現在は、講談社文庫で手に入ります)

 ”現代風俗研究会”に出入りしていた著者の素晴らしい卒業論文を基に書き上げた渾身の一冊。
 多田道太郎さん、井上俊さん好みの中間社会学の流れの一つでしょうかね?
 何にしても”たこやき”で論文を書く発想に拍手。
 こう言う”遊び心”は好みです。
             阿呆坊


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